八王子市 清水入り緑地の里山的整備プロジェクト

活動の説明

竹林の整備

竹林について

竹は昔、筍を撮ったり(筍は孟宗竹)、竹籠を編んだり( 竹細工は真竹) していましたが、現在では、それらの需要は無くなってしまいました。また「清水入り緑地」は市の財産で、現在、筍などの採取は基本的には認められていません。

そうなると竹林は、地下茎でどんどん伸びて筍が全て一気に太い孟宗竹となり、鬱蒼とした薄暗い竹林になってしまいます。しかも、竹は地下茎で広がるため、あたり一帯の地面を覆い、他の樹木や草花が消えてしまいます。そして竹だけの極めて貧弱な生態系になってしまいます。

このような鬱蒼とした竹林は、『竹公害』とさえ言われています。そこで、私たちは、鬱蒼とした竹林を伐採して手を入れ、近い将来、元の植生であるコナラやクヌギやシイやツバキの混合林にして行こうと思いました。

竹林の整備のしはじめ

具体的な竹林の手入れ

「竹公害」の典型的な場所として、清水入り緑地の正面入り口から真っ直ぐに入る階段の散歩道の右側を選びました。

この緑地の正面のメインの散歩道が暗くて、真昼でもおどろおどろしい感じがするくらいでした。竹を根元から手鋸で伐って行けば良く、青竹は市販の鋸でも意外と簡単に切れます。

ただ、倒れた時に他人に当たったり、自分に跳ね返って来て怪我をしないようにしなければいけません。また、倒された竹の処理が大変で、今回は粉砕機で細かく粉砕して、現場に散布するという方法を主に取りました。

近々、伐採した竹で、竹のベンチを作ろうと思っています。

竹林の伐採後の植生

竹林を伐採してから2年ぐらい経ちましたら、そこにツバキやシイが育ち始めています。 シイは落ちたドングリが芽吹いたもので、小さい苗状態ですが、ツバキはスクっと立って花を咲かせるのさえあります。

それでもかなりの空き地が広がり、明るくて気持ちの良い空間とも言えますが、里山として淋しい感じがします。それで、元の植生のコナラやクヌギを、2023年ごろに植えたいと思っています。

また階段状の散歩道の左側の竹林も一度手を入れたのですが、未だ暗くて鬱蒼としています。こちらは適度に手を入れ、整備された竹林として残そうと思っています。

竹林伐採後